【ドラマ・企業攻防】
株式売買の注文を1秒の1千分の1のミリ秒単位で処理する超高速化が、東京・日本橋兜町に“異変”をもたらしている。東京証券取引所が2ミリ秒で処理する新システム「アローヘッド」を1月に導入した影響で、誤発注や証券ディーラーの解雇が続出。証券最大手の野村ホールディングスグループが7月末に0・5ミリ秒の私設取引システム(PTS)を開設し対抗するなど、スピード競争も激化してきた。
■数秒で暴落
先月8日午後12時半ごろ、東京株式市場で関係者が注目する不可解な取引が立て続けに起きた。
2200円だったオリンパス株の取引が数秒の間に立て続けに成立し、一気に90円も急落。続いて住友金属鉱山が同様に1122円から59円値下がりした。いずれも急落直後に大あわてで買い戻され、今度は急上昇したという。
従来の誤発注は、間違って安値で売り注文を出してしまい、その値段で取引が成立して一気に株価が下がる。しかし、今回は次々に取引が成立し株価が切り下がっていったという。
「高速売買についていけなかった証券会社が、取り消しもできずに誤発注の売買を成立させてしまったのでは」。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100814-00000540-san-bus_all
