12日の東京外国為替市場の円相場は、米国など世界経済の先行き不安を背景に、比較的安全とされる円が買われる海外市場の流れを引き継ぎ、一時1ドル=84円台まで上昇した。正午時点は、前日午後5時比11銭円高・ドル安の1ドル=84円98~85円01銭。対ユーロでは1円66銭円高・ユーロ安の1ユーロ=109円50~51銭。
前日の海外市場で、円相場は一時1ドル=84円72銭まで急伸し、15年ぶりの円高水準となった。その後、当面の利益を確保するための円売りも出て、円相場は対ドルの上昇幅をやや縮小。東京市場では85円をはさんだ値動きになっている。
円は対ユーロでも急伸した。ニューヨーク市場でユーロが、対ドルで前日比2.19%下げて1ユーロ=1.2888ドルと、1.30ドル台を約3週間ぶりに割り込んだ。1日の下落幅としては、欧州連合(EU)が総額7500億ユーロ(約82兆3000億円)のユーロ防衛基金を設立する直前の5月6日を抜き、今年、最大の下げ幅で、対円では2%以上値を下げて、1ユーロ=109円88銭をつけた。
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