■「相談乗りながら地元に溶け込む」
「おばあちゃんの原宿」として、多くの高齢者が集まる東京・巣鴨。洗い観音で知られる「とげぬき地蔵」(高岩寺)を中心に800メートルほどに商店街が延びる。衣料品や雑貨、菓子、薬などの商店が軒を連ね、“元お嬢さん”好みの商品が並び、多くの人が足を止める。
その中ほどに、今年11月にオープンした無料仏事相談所「フュープラザ」が憩いの場として注目を集めている。墓石販売や寺院のコンサルティングを行う「アイエム」(東京)が開設したもので、フューネラル(葬儀)からとったネーミングだ。
「1日80人ほどのお客さまが来られます。場所柄、ほとんどがお手洗いや休憩の利用ですが、15%ほどの方が葬式をどうすればいいか、墓をどうすればいいか、などと話されます」
長く百貨店で働いていたが、異業種とも思えるこの世界に飛び込み、館長として多くの相談に耳を傾ける。
「首都圏だけでも、200万から300万人ものひとり暮らしの高齢者がいます。葬儀には平均200万円以上かかる中『とても手がでない』と感じている人もいます。死んだらどうなるのか。生きているうちに考えておくのは大切なこと。その手助けになればと思っています」
アイエムの水上逸朗社長は「物を売る場でなく、あくまで相談をうかがう、愚痴を言ってもらえばいいんです。葬儀や供養へのニーズをくみ上げる場にしたい」と説明する。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081229-00000048-san-soci
