企業のための確定拠出年金みずほフィナンシャルグループ確定拠出年金研究会
東洋経済新報社 刊
発売日 2007-05-11
素人の資金を株式市場へと運ぶ陰謀 2007-11-24
私の会社でも今年から確定拠出年金制度が導入された。その際、事前説明を行なったのが本書の執筆陣である金融グループの担当者であった。その時に分厚い資料を渡されたが、本書の構成・内容はそのテキストとほぼ一致している。
確定拠出年金と言っても元本保証型のプランを選ぶ事も可能だが、物価上昇の可能性を考えると、本当の意味での"元本保証"になっているか不明である。また、普段株式に投資した事がない者(大半がそう)にとって、禁断の実に手を伸ばして見たい(そして儲けたい)と言う自然な欲求がある。それで、多くの同僚がある程度、国内外の株式に投資したようだ。そしてこの11月、半年間の運用結果報告が返って来た。米サブプライムローン問題による株式市場の低迷も影響して、株式に投資した者は軒並みマイナスになったようだ。何故分かったかと言うと、結果報告を見てマイナスになった者が怒りの余り社内ブログに投稿し、それに続いて我も我もとマイナスの報告をしたからだ(プラスの者は黙っていただけかもしれない)。マイナスを確実に回避するには元本保証型のプランを選ぶしかないが、上述の通り心理的に、この際株式に投資して見たいという力が働く。確定拠出年金制度と言うのは、バブル以降株式市場から離れた個人投資家の代わりに、株の素人である一般従業員の退職金を株式市場に投入するための陰謀なのではと真剣に思う。専門家の明快な説明を聞きたい。
内容は、文章がこなれていて、大変に読みやすくわかりやすいです。
始めてからまだ日が浅いですが、効果が少しずつ出てきました。
私は、ちょっと具合が悪くなると薬箱代わりこの本を開いています。
企業のための確定拠出年金 はこういう問題に興味のない方にこそオススメしたい傑作です!
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