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幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語 |ジョン P.コッター

幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語
ジョン P.コッター
ダイヤモンド社 刊
発売日 2008-04-03


不機嫌な職場を修正する一助となる幸之助の発想/過去に倣え 2008-04-30

日本国中多くの企業が体験している職場の空洞化,希薄化する人間関係,障害だらけの製造現場,事なかれ主義に徹するタコツボ化現象,この原因は『会社が社会の公器となり得ない』現状にその発端にあるのではないだろうか? 松下幸之助が松下電器を設立した背景は決して容易ではなかった.というか戦争があり,今の時代以上の不況や石油ショックがあり,困難を極めた時代を乗り切り今の松下電器があるのである.2008/04/28の決算は過去最高益を記録した松下電器,その繁栄は松下幸之助に依ってもたらされたことは疑う余地もない.松下電器が多くの危機を乗り越えここまで来れたのはなぜか?



『経済情勢が厳しい時ほど会社に幸いした』



幸之助は自身の幼少期の経験から逆境によって人は強くなると信じていた.このような背景で松下電器は中小企業から中規模な組織にまで発展する.組織が大きくなるに連れて発生する問題に,指揮命令系統が曖昧となり,企業の成長が止まることがあげられる.起業トップが従来の成功を踏襲することで陥る一種の慢性的成長疾患である.多くのベンチャーはこの段階で大企業へはなれないものだ.



この問題に対して,松下電器はどのように克服したかと云えば,裁量権の完全委託と事業部制度の活用が解であった.1933年に幸之助は会社を製品毎に再編成した.各事業部は製品開発から製造・販売までの全てを任せられた.この事業部制は当時としては珍しく,より大きな責任を与えることは,各事業部の責任者が一人の実業家,起業家として成長するのに役立つのである.この発想の原点は,会社は社会の公器であり,会社が社員を大切に育て,社員満足度から会社の繁栄を考える幸之助の発想を垣間見ることができる.



昨今,問題となっている日本企業の不機嫌な職場現象,解決するヒントが本書にはたくさん記述されているような気がしてならない.



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実は私は最近まで知りませんでした。

表紙が損をしているかもしれませんね。
少なくとも私の食指を動かすような表紙ではないんですよ。まさか、こんなに良い本だなんて想像できないですって。そんなことないですか?

幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語 を表紙だけで評価しちゃ駄目ですよ!
読んだらびっくりです!絶対、おったまげますから。。

幸之助論―「経営の神様」松下幸之助の物語 を読まれた多くの読者の評価も揃って高いようです。
まぢでお薦めですゾ。

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