おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)中島 聡
アスキー 刊
発売日 2008-03-10
ウェブ2.0ブームとひと味違うIT現場からの発言 2008-05-02
中島さんが本書で教えてくれるマイクロソフトでのソフトウェア開発の主導権争いの生々しいエピソードは初耳でした。
マイクロソフトの製品開発に深くコミットしていた日本人がいた、ということがまず驚きです。
もっとびっくりしたのが、西村ひろゆき氏との対談でグーグルの弱点を指摘していること。西村氏の「僕はグーグルにしかない価値が何なのかわからない」という評価に対し、中島さんも
「グーグルは検索で、1本ホームランを、打っただけの会社だからね」
と返していました。
なんなんだ、この中島という人は!
私は中島さんを全く知りませんでしたので、斬新な発言に驚くばかりです。
自他共に認めるソフト作りの才能を、中島さんはユーザーインタフェースを使いやすくすることに注ぎこみます。
経営を考えて技術的な決断をし、リーダーシップ示すこと。ビル・ゲイツならどう考えるかを想像しながら技術の舵取りをし続けたことを評して、対談者の一人である梅田望夫さんは、「中島さんはゲイツ・クローンだった唯一の日本人というわけですね」と言っています。
そんな中島さんが、ビル・ゲイツとの路線の違いからマイクロソフトを退社し、自分の会社を興して新しい挑戦をはじめました。おまけに、忙しい時間の合間にMBAを取るための勉強を開始しています。
そこまで頑張る理由を梅田さんに尋ねられ、中島さんは次のように答えました。
もしかしたらエンジニアは30歳までという「30歳引退説」かも
しれません。あの言葉が人生のライバルになっているような気
がしますね。
ウェブ2.0ブームとひと味違うIT現場からの発言は、新鮮です。
今までにないインターネットの将来像の見方を教えてくれるかもしれません。
もしかすると、この手の本は数冊読んだことがあるかもしれません。
しかし、おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55) はとても参考になることが多く、初心者でも中級者でも読める内容ではないかと思ってます。
「病気にはなりたくない」「もっと美しくなりたい」という願望は誰もが持ってるものです。
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55) を読んでみてオーッそうだったのか!
と気づかれることも多いのではないかと思います。
他にも読みたい本はあると思います。
まずはこの1冊から攻めてみてはいかがですか。
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