■消費税増税正しい
--自民党総裁候補の経済政策をどうみる
「候補者の経済政策は財政の立て直しを優先させる『財政再建派』、官僚機構の機能回復などを求める『上げ潮(構造改革)派』、再配分機能を使った格差是正などを主張する『積極財政派』の3つの立場があるが、それぞれが正しさを含んだ主張だ。ただ、問題は相反する主張が三すくみ状態で、積極的な意思決定ができないことだ。選挙結果はわからないが、互いの良い面を実現するための連携が必要だ」
--どの候補に注目しているのか
「個人的には与謝野馨氏に代表される財政再建派の立場を支持する。社会保障と税負担のバランスで言えば、『高福祉・高負担の欧州型』か『低福祉・低負担の米国型』のどちらかを選ぶのは哲学の問題だ。だが、日本の実情を考えると高福祉の欧州型が適している。そのためには、負担も高くしなければならず、財政再建派が主張する消費税の増税は正しい」
--総裁選では積極財政派の麻生太郎氏が優勢と伝えられている
「確かに景気の振れ幅を小さくする努力はすべきだが、積極的な財政出動が合理化されるほどの経済状況ではない。財政出動による景気浮揚効果は極めて小さい。財政支出の恩恵を受けられる人は限られているからだ。むしろ財政悪化に伴う将来不安から、消費を切り詰めて貯蓄に回す人が増えるので、需要を喚起する効果は限定的だ」
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080920-00000104-san-bus_all
