[北京 31日 ロイター] 中国人民銀行の周小川総裁は、中国は一部で考えられているほど厳格には国境を越える人民元の流れをコントロールしていない、との認識を示した上で、人民元の許容変動幅が徐々に拡大していくのは自然と述べた。財経のインタビューで述べた。
周総裁は、資本勘定での人民元の交換性について、国際通貨基金(IMF)の指標でみる限りにおいてはそれほど悪くはない、との見解を示した。しかし「先進国でも多くが、100%の交換性を実現してはいない」と指摘し、完全な交換性の実現にまでは踏み込まなかった。
一方で総裁は、中国はこれからも人民元の柔軟性向上を続ける、と述べ、人民元は将来的にはより大きな幅のなかで変動するようになるのが自然、と明言。「人民元の許容変動幅は拡大されるだろう」と述べた。
総裁は「海外市場と比べると、人民元の対ドルでの1日の許容変動幅が基準値の上下0.5%というのは非常に小さい」との見方を示した。
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