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映画業界が「シニア層」に注目している。若者の映画館離れが指摘されて久しいが、代わりに映画館で映画を見る習慣が定着している中高年にターゲットを絞った映画宣伝が増えているという。50歳以上の女性を対象にした戦略を展開している「50歳の恋愛白書」(レベッカ・ミラー監督)のケースで探ってみた。(伊藤徳裕)

「いま映画館を支えているのは、圧倒的に50代、60代のシニア層です」と語るのは、「50歳の恋愛白書」の配給を手がけるGAGAのマーケティング部マネジャー、冨家杏子さんだ。携帯電話の普及などで手軽に娯楽と向き合える最近の若者は、長時間拘束される映画鑑賞を敬遠する傾向にあるという。それならば、確実に映画を見に来てくれるシニア層に力を入れようというのが、最近の映画業界の動きだ。

◆高い鑑賞率

発端は、昨年公開された日本映画「60歳のラブレター」だった。「明確にターゲットをシニア層に絞った作品がヒットしたのは衝撃的だった。これはいけるという成功例でしたね」(冨家さん)

さらに、夫婦どちらかが50歳以上なら2人で入場料金が2千円という「夫婦50割引」サービスを平成16年に始めるなど、映画業界の努力も奏功している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100207-00000032-san-ent


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