振り込め団、一斉逮捕 北海道拠点1億円超詐取の疑い
北海道を拠点とする振り込め詐欺グループが、計1億円を超える現金をだまし取っていたとして、警視庁捜査2課と四谷署などが詐欺容疑で、グループのメンバー10人前後を逮捕していたことが4日、捜査関係者への取材でわかった。同課などではグループを統括していた指示役の男がいるとみて調べを進めている。
振り込め詐欺グループが10人規模で一斉逮捕されるのは異例。
同署は昨年10月、詐欺容疑で現金を引き出す「出し子」役のメンバー2人を逮捕=実刑確定、服役中=しており、2人の供述などから、グループが道内を拠点に活動していることを突き止めた。グループは一部メンバーが逮捕されて以降も、道内のアジトを転々としながら詐欺行為を繰り返していたという。同課はこうした行為について、捜査を撹乱(かくらん)する狙いがあったとみている。
同課の調べによると、グループは道内の拠点から、公務員の息子などを装って「先輩に金を借りたが横領した金だった。補填(ほてん)のために数百万円が必要」などと電話をかけ、不正に入手した他人名義の銀行口座に振り込ませる手口で、現金をだまし取った疑いが持たれている。
判決文などによると、「出し子」は主に東京都や神奈川県内の現金自動支払機(ATM)から金を引き出していた。被害金額は少なくとも計1億円に達する見込みという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090805-00000042-san-soci
