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カード番号に特殊な計算を施し、実在する他人のカード番号を入手する「クレジットマスター」という手口を使い、インターネットの通販サイトなどで他人になりすましてカード決済を行うカード犯罪が、警視庁に相次いで摘発された。カード番号の規則性に目をつけた手口は、「防ぎようがない」(専門家)という。仮にカードをタンスに入れっぱなしにしても、知らぬ間に番号を盗まれ、ネット上で使われるかもしれない。そんな「恐怖」が、すべてのカード利用者に忍び寄っている。

■古典的な手口

クレジットカードの表面に記載されている16けたの番号は、その並び方にある「規則性」が隠されている。例えば1けた目は「国際ブランドISO番号」と呼ばれ、カード会社を識別する番号。JCBは「3」、VISAは「4」といった具合だ。

クレジットマスターはその規則性を逆手にとってある計算を施し、実際に使われているカード番号を割り出す。

元日銀勤務でカード犯罪に詳しい末藤高義さん(80)によると、この手口は約15年前に米国で登場したといい、「日本では過去に大手百貨店を狙ったカード犯罪事件で、クレジットマスターが使われたという話がある」と明かす。

割り出されるのは暗証番号ではなく、表面に刻印されたカード番号だが、一部のサイトでは「打ち込む情報が少ない方が便利で客を呼び込める」(通販業者)との理由から、カード番号と有効期限だけで買い物ができるため、悪用するケースも後を絶たないという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090719-00000050-san-soci


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