オウム観察処分で公安調査庁、更新請求
オウム観察処分で公安調査庁、更新請求 3回目、上祐派も対象
団体規制法に基づくオウム真理教に対する観察処分が来年1月で期限を迎えることから、公安調査庁は1日、さらに3年間の更新を公安審査委員会(田中康久委員長)に請求した。前回平成18年1月の更新後に脱退を表明した上祐史浩氏(45)が率いる別団体「ひかりの輪」も対象に含めた。公安審は、教団側の意見陳述などを経て、更新の可否を決定する。請求が認められれば3回目の更新となる。
「ひかりの輪」は、オウム真理教から脱退した上祐氏が19年5月に設立。麻原彰晃死刑囚=本名・松本智津夫=への絶対的帰依について「完全に誤り。帰依を培う修行法は採用していない」としている。
しかし公安庁は更新請求で、麻原死刑囚の影響力を払拭(ふっしょく)したように装う「麻原隠し」を展開していると主張。麻原死刑囚がかつて、教団の維持・発展のために別団体での活動を求めていたことなどを、その根拠として挙げている。
またオウム真理教についても、麻原死刑囚への絶対的帰依を強調する方針をさらに鮮明にしたと指摘。その上で「無差別大量殺人の首謀者(麻原死刑囚)が団体の活動に影響力を有し、大量殺人に及ぶ危険性がある」として、今後も観察処分が必要と判断したという。
公安庁によると、国内の信者は両団体あわせて約1500人。15都道府県に計30拠点施設があり、うち「ひかりの輪」は8施設。ロシアにも約200人の信者がいる。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081201-00000073-san-soci
